外部結合と WHERE の同居
左外部結合したうえで、右側の表の列を WHERE で絞った例です。ON と WHERE の適用タイミングの違いを、情報で確かめます。
入力
SQL
SELECT * FROM a LEFT JOIN b ON a.id = b.a_id WHERE b.x = 1
結果
エラー 0 件・警告 0 件・情報 1 件
指摘(エラー・警告・情報)
- 情報 WHERE 句 外部結合(LEFT・RIGHT・FULL)があり、WHERE もあります。ON の条件は結合の前、WHERE の条件は結合の後に適用されるため、内部結合では同じでも外部結合では結果が変わります(7.2.1.1)。右側の表の列を WHERE で絞ると、NULL の行が消えて内部結合と同じ結果になることがあります。
| 表の数 | 2 個 |
|---|---|
| 結合の数 | 1 個 |
| 外部結合の数 | 1 個 |
JOIN の対応表
| # | 結合の種類 | 表(別名) | 条件の種類 | 条件 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | (最初の表) | a | - | - |
| 2 | LEFT OUTER JOIN | b | ON | a.id = b.a_id |
検算(この結果になる理由)
ON の制限は結合の前、WHERE の制限は結合の後に処理されます。内部結合では差が出ませんが、外部結合では結果が変わります(7.2.1.1 節)。外部結合と WHERE が同居するため、その旨の情報が 1 件出ます。
判定の根拠は仕様と根拠に、仕様の出典とともにまとめています。自分の入力で試すにはツールをお使いください。
このツールの制約
- 完全な SQL の構文解析はしません。サブクエリや括弧で囲んだ結合の中身は読まず、「(サブクエリ)」「(括弧つきの結合)」として表に出します。
- ON の条件の正しさ(列が存在するか・型が合うか)は判定しません。条件の文字列をそのまま表示します。
- UPDATE ... FROM や DELETE ... USING の結合は対象外で、SELECT 文だけを読みます。
- WITH 句(共通テーブル式)で始まる問い合わせは判定不能と表示します。
ご利用にあたって
- 結果は字句の読み取りにもとづく確認で、実際のデータベースでの解釈を保証するものではありません。
- ドキュメントは PostgreSQL License で公開されています。このサイトはその内容を要約して参照しており、転載はしていません。